『ハチドリのひとしずく』・・・・・・南アメリカの先住民に伝わるお話

森が燃えていました
森の生きものたちはわれ先にと逃げていきました
でもクリキンディという名のハチドリだけは
しずくを一滴づつ運んでは火の上に落としていきます

動物たちは「そんな事をしていったい何になるんだ」とたずねると、
クリキンディは答えました。「私は、私にできる事をしているだけ」

                          ……… 一部省略

                           詳しくは『ハチドリ計画』まで。

 

このお話はめげそうな時、何度助けてくれたことか。
このお話は時によって色々な形に変化して私に訴えかけてきます。

『Potori』は、きっとどんな時も私を強くしてくれそうそうな気がして付けました。

そして、好きな人、事、物、私を育んでくれたすべてに返してゆけたら。
私のパンを食べて、おいしいと心がホッコリ、元気になってくれたり、
大好き…と、あったかくなって、少しだけでも優しくなれたり、
それがもしかしてリレーしていってくれれば。

私のひとしずくはとても小さいけれど、
パンを食べてくれた人にほんの小さなしずくがポトリと落ちてくれれば。
そう思いながら、毎日焼いています。